インストラクターとして、母として、

インストラクターのKimikoです。

新型コロナウイルスが流行する前、地域家庭支援センターでマタニティピラティスを提供したことがあります。

私の携わる「スタジオ タクトエイト」がある八王子市も、産前産後のサポートの充実を進めているという中、妊娠期に運動を提供することは今までなかったということ。確かに私の過去3回の妊娠期間中の情報を振り返っても、母親学級で保健師さんが軽くリフレッシュを促す程度でした。

全員ピラティス未経験の方でしたが、狭いお部屋で一生懸命取り組んでいただきました。
体の伸びを感じて頂くために参加者同士の頭頂部をプッシュしあうワークのついでに、お腹を触れて体調を聞いたりしてもらったりしたこととか、ピラティスをして同じ時間を過ごしたためか、終了後の賑やかさはとても嬉しい光景でしたよ。

今すぐにはこの光景は見られませんが、妊婦さんにとって女性同士のコミュニケーションって大切なんだと実感した一時でした。

私が妊娠中ということもあって聞きやすかったのでしょう。
私にもたくさん相談してくださり、誠意を込めてお応えしました。

妊娠や産後のサポートは、家庭の事情が関わるので行政の力がとっても大切です。
でも、ギリギリまで働く今の妊婦さん。
結婚して引っ越して来たりしてるし、情報も仲間ももしかしたら土地勘もないままママになります。

そんな女性が適切にサポートを受けていって欲しい。
そして、私のようにツールを持っている民間の存在も必要なんだなと実感しました。
今はオンラインがメインになりますが、HAHATOKIを通してよりリアルに女性に寄り添っていければなぁと思いました。

運動の効果。
変化する体の負担が減り、産後や高齢になっても妊娠期の影響が出来るだけ少なくてすみますように。
そしてその体験や記憶が生まれてくる命にも活かされますように。

子供を産み育てることでますます人を愛せるようになっている。
まだまだ私には集まってくれる方の分しかないけれど、その方々への(一方通行な^ ^)愛情は自分で処理しきれないほどです。
そんなお節介なインストラクターの私。

HAHATOKIのレッスンや対面ワークショップを通してわかりやすく運動を取り入れる機会、女性がちょっと楽になる時間を与えられるように頑張りまぁす💪